地元農家の先輩の息子さんの家庭教師を依頼され、指導し始めたのが一昨年の12月。
指導を任して下さったからには、いい加減な仕事はできないと、最新の受験に関する動向、参考書・問題集を徹底的に調べ、カリキュラムを組みました。
そして、迎えたこの3月、本人の頑張りも実に見事で、第一志望に合格。ほっと胸をなでおろす一方、この1年半の間に、大学受験に関わる過程で色々と思うところもありました。
１つは、各種の統計資料から、都市圏と地方の間に学力格差が顕著に広がっていることがわかること。身近でも、中学・高校進学の早いタイミングでお子さん（と母親）が南房総を離れて都市圏の学校に子供を通わせる事例が出てきていて、その理由がやっと納得できました。
もう１つは上とは対照的で、2000年代以降の学習参考書・問題集のラインナップの豊富さと内容の充実度！これには正直驚かされました。段階に応じてうまく組み合わせられれば、これらだけで十分合格できる学力がつけられるでしょう。
優れた教材が簡単に手に入るのに、それをうまく活用できる仕組みがないために、進路の選択肢が狭められているアンバランスな状況。これは良くない。本当に良くないなと。
というわけで、学習塾を始めることにしました。
なかなかすんなりとはいきませんでしたが、WEBサイトを作り終え、新年度になんとか間に合わせることができました。
ご興味のある方は、無料の受験相談を承っておりますので、まずはそこからご検討頂ければと思います。
